+ Narita〜L.A. +
2008.3.27(thu)





飛行機はほぼ定刻に出発。

離陸してから1時間くらいして、やっと消えたと思った

シートベルトのサインが再び点灯!

気流の悪いところを通過するのでベルトを締めろ、と。


あぁ、実に嫌なサイン。


今からジャンジャンバリバリ揺れまっせ〜♪

と、言われたような気がして憂鬱。

しかも搭乗30分以上前から飲み物を控えとったんで、

いい加減水分補給したいが、機内サービスも始められない様子。

だんだん上下左右へと機体が揺れ始める。


頑張れ!飛行機!!


と気合を入れてやったのに、結局は2時間以上この状態が続き

全く生きた心地がせんかった。

しかし毎回思う、

「頼む!(T人T)落ちるなら帰りの便にして!!」

アタシが足踏ん張ったところで、揺れがおさまるワケではないことは百も承知w

でも、力んでしまう・・・。

だって、怖いんですもん・・・。







そんな恐怖(?)に耐えながらも飛行機は約9時間後、

L.A.上空までやって来た!

遠くの山にはまだ雪が残っとったけど、

平地はあの特有の「乾いた感」のある土の色!?

予定到着時刻より30分早く、現地時間のAM11:00にL.A.の空港に無事到着。

が、飛行機はゲートが混雑しているとかで滑走路の隅っこに停まったまま

1mmたりとも動かなくなった。


あぁ〜〜ん、もぉ!

じれったぁぁ〜い!!ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/


折角早く到着したのに、30分近くその場で待機させられて、

なんのこっちゃ・・・・。


結局定刻より若干遅れてゲートに着岸(?)!







猛ダッシュで到着ゲートまで走りたい気持ちを大人の理性で抑え込み、

久しぶりのL.A.の空港を余裕ありげに歩いてみる。


何か・・・・、昔より地味になったか、などと思いながらも、

ここまで来て、もぉこれ以上はやる気持ちを抑えることは不可能(;´Д`)=3

小走りでイミグレまでダッ〜〜〜シュ!


9.11以来入国が厳しくなったと聞いていたので若干不安がよぎる。


お約束のようにイミグレは長蛇の列。


20分ほど待ったでしょうか。

やっとアタシの番が廻って来た。

審査官はヒスパニック系のおじさま。





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審査官 : 「国籍は?」

アタシ : 「日本です」

審査官 : チラっと見ながら 「ホントにニホンジン?」

アタシ : ちょっと動揺しながら 「え、ええそーですけど何か?」

審査官 : パスポートの写真と照らし合わせながら 「両親とも日本人 ?」

アタシ : 「もちろんですとも!」

審査官 : 若干笑いながら 「おじいちゃんもおばあちゃんも?みんな ?」

アタシ : 「そうですよー!一体ナニ人に見えるんですか?」

審査官 : 「それは分からないけどね」
(分からんのかぃ!!!)

審査官 : 「今回アメリカ初めて?」

アタシ : 「いや、何回か・・・・。でもずっと昔の話で・・・」

審査官 : 「あ、そぉ。で、目的は?滞在期間は?」
(やっと審査官らしい質問!w)

アタシ : 「えっと〜ぉ、観光で、11日間です」

審査官 : うんうん、とうなずきながら 「いや、ホント日本人??」
(まだ言うか!www)





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ガッチリ取り調べられるか、と思ったけど結構和やかなムードで手続きは進む(笑)

一通りの質問(雑談?)が終わると、指紋採取と顔写真の撮影。

審査官、ちょっと誇らしげに

「左(指)ネ。ハイ、右(指)ネ」と片言の日本語。
(はいはい、上手に言えたね〜ww)

顔写真の撮影に至っては「smile〜〜!!」って、


笑顔かよ!

「テロ以降の出入国者管理の厳格化」とか言う結構シリアスな話なのに、

「スマ〜ィル!」で締めとは・・・・・、

ある意味


さすがアメリカ!





          





入国審査官と笑顔で別れ、スーツケースを取り

いよいよ11年ぶりのL.A.上陸(正確にはもぉしとるけど・・・)!!

そしてもぉ一つ。

これまた11年ぶりに再会する友人「少年」が

出迎えに来てくれるこということで、興奮度さらに倍!!


が、・・・・・・・・。

少年・・・・・・・・・・、


いね〜よ・・・・・( ̄д ̄;)


感動の再会を想像しとったのに・・・・。

いやいや、でもお互い11年の月日が流れたわけじゃし、

当時の少年で探しちゃダメじゃな・・・。

と、もう一度辺りを見回すが、それらしき姿なし。

「久しぶりぃ!!」と、声をかけてくる人もおらん・・・。

(まぁアタシも年取ったし、気付かんのんかなぁ・・・)

非常に簡素な到着ゲートで会えないという事は

忘れられている可能性「大」!

そこで、


チャラララッチャラ〜
(ドラえもん風に)


この渡米のためにわざわざ買い換えた携帯電話で早速連絡するも、


・・・・・・・・・・・。


出ね〜よ・・・・・( ̄д ̄;;)


こぉなったら仕方ない・・・・、

とりあえずレンタカー会社までシャトルバスで行って・・・・・・、

と思っていた矢先、携帯が鳴った!ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

少年からじゃん!!


迎えには来てくれとったが、国内線の到着ゲートにおったらしい。

ん、もぉーーーー!!!

そんなこんなで『感動の再会』という言葉からは程遠いくらい、

ごく普通に11年ぶりの再会を果たしてしまったわけで(笑)


でも、


この日差しも、少年も、ホンマに懐かしいーーー!!!







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